長らく迷っていたが7年続けたTwitterアカウントは閉じた。寂しくなるかと思ったが、むしろほっとした。たくさんの出逢いがあったが、なんかしばらくはもう出逢わなくていいかなという気持ちになったのと、断片化された言葉や情念、思考のかけらが大量に流れてくると自分の中に失敗したテトリスのように積み上がってきて、いっぱいいっぱいになり終了、という感じが一番近いような気がする。SNSは出逢いのためのフォーマットが揃っていることで、そこにいる人と平等に出逢うことができるが、逆に人の決めたフォーマットの上に乗って言葉を発しているとそのお作法が結局だんだん息苦しくなる。自分は枠組みが苦手な傾向があって、仕事もそうやってあんまり気が進まなくなっていったし(適応しようとかなりがんばったが)、共感されても支持されても批判されても、結局他者から何かを向けられるとそれを拾おうと一生懸命になってしまい、自分の中にもやっとあって排出したかったものを見失ってしまう傾向があるので、自分で管理できるブログのほうがしばらくいいかなと思った。Twitterの素敵だったアカウントを思っては懐かしんだりするが、自分がその中に入って交流しなくとも外から見ていても充分楽しめるので、時々検索しては眺めている。それで充分である。もしまた何かを広く発信して広く人と出逢いたくなったらTwitterのアカウントを作るかもしれないが、まあもうしばらくはいいかな。自分の自由に集中したいと思う。