前エントリからの関連。
他の人の「内発的動機」、つまり「やる気」を引き出すことは可能なのだろうか、という問いをずっと考えていたのですが、一応自分なりのまとめ。
短くいうと、
「引き出す」ことは不可能。
ただし、「おぜん立て」は可能。
たぶん、種と同じと考えてみればよいかと。
種が芽を出すタイミングは、種と宇宙の力が決める。まいた人ではない。種をおだてたり、無理やりせきたてたりしても芽を出させることはできない。
ただ、まいた人は、水をやったり、温度を整えたりして元気な芽が育つよう、おぜんだてをすることができる。
その結果、その果実を皆が受け取ることはできる。
近年いろいろな「他人のモチベーションを動かす法」みたいな本やメソッドが出ているわけですが、どうも今一つ?な気がして。
かといって、「じゃ、芽を出すのは君の仕事だから。俺にできること特にないから」と放置するのではなくて、「耕しておくから、いいと思うタイミングで芽を出してね」と「おぜん立て」に徹して待つ、ということはできるかも。
ま、この適切なおぜん立てが難しいところで。だいたい、水やりすぎたり、変な薬や肥料を変なタイミングでまいたりしてだめにしちゃいがちなんですよね。
やることやって、待つのってむずかしい。「人事を尽くして天命を待つ」っていい言葉があるんですけどね。人事を尽くさないで天命を待っちゃうか、人事でどれをやるかわからなくなっちゃったり、天命の領域までやりたがっちゃうか、になったり。
他の人よりある意味もっと難しいのは、自分自身かもしれません。
これも自分で動いて「おぜん立て」するしかないんでしょうね~。生まれた環境は選べないのは同じでも、植物とちがって人間は動けるわけだしね。
とりあえずやってみて失敗しながら修正、でしょうかね。
Alcoholics Anonymus のニーバーのお祈りから。
God, grant me the serenity
to accept the things I cannot change,
the courage to change the things I can,
and the wisdom to know the difference.
神さま、私にお与えください
自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを
変えられるものは変えていく勇気を
そして、二つのものを見分けるかしこさを
(色々バージョンはあるけど、この訳がけっこう語呂的にも好きです)
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