短歌 智慧であるところのもの

黄昏に とびかうフェイク/陰謀論 ばかばかし夜を ひとりかも寝む

梟は飛びたち闇夜に残されし からすの目のみ わずかに光る

印相を 結びべど仏の 智慧もなく 薄暮のなかに 立ち尽くしをり