月別アーカイブ: 2011年2月

短歌 スイーツ・退屈 Sweet Boredom

ことのはの束を片手にほんとうに言うべきことを見失ってる

退屈を右手に怒りを左手に歩んだ道を振り返りみる

自分というものに飽きたら次はどう動けばいいかとクレープ食べる

短歌 春に魔法 Ms. Magical Spring

何もかもなかったような眠たさで記憶途切れてけさ春霞

「解く」ものか「かける」ものかと聞かれれば「解く」がおそらく正しい魔法

着々と何かが準備されていく布石を1つ
いま打つたびに

短歌 望み ~ I hope so.

昼下がり砂漠のように乾ききりひたすら歩く何も望まず

容赦なく澄みきる青き真昼にて叶わぬ望み見透かされおり

望みとは叶えるためにあらずなり心を燃やす薪としてあり