短歌 ほんとうに大事なことは人に聞いてはならない。

真実はいつも予感のように来て闇に囁く声なき声で

群盲が象を撫でたる断片を寄せ集めても象にはあらず

ふらふらと千鳥足にてはみ出して古い歴史につられずにいる