短歌 やさしいくらやみ – tender darkness

甘やかな優しき闇の撫でるごと皮膚で聞き取る君の囁き

ひそやかに母なる闇に孕まれて月満ちて今こうもりの飛ぶ

暗ければ暗き闇ほど安らげり無なりし頃はことばは要らず