短歌 沈黙

今はまだ如何(いか)に在りてもひとりなる 夜の底にて休息のとき

足掻(あが)いても足掻いたほどに沈みをり ただ諦めて浮かびゆくなり

長かりし沈黙のあと息継ぎす この間にことばが紡がれている