短歌 春のありよう

青く固い割りたての竹で書いたよな 愛のことばを手にして眠る

花曇り混ざりつづける色十色 終わらぬ午睡 終わりなき夢

なにもかも曖昧なままひっくるめ愛していたい春のありよう